
こんにちは、TRUNK ROOMライターのヤマソウです。
休学して留学に行く、というと「学校の成績が悪いから」とか「遊びに行くだけ」という風に捉えられがちですが、そんなこともありません。
留学方法の選択肢がたくさんある今、大学の交換留学プログラムは1つの選択肢に過ぎず、休学して留学に行くことにも多くのメリットがあるのです。
今回は、休学して留学に行くことのメリットをお伝えしたいと思います。
休学する?しない?
交換留学と私費留学
留学は、休学しないものと休学するものに大別できます。
休学しない留学とは、大学の交換留学プログラムのことです。留学が大学のプログラムの中に組み込まれており、留学先での授業単位が出るというもの。
ここで大切なのは、「留学先での授業が単位になる」ということです。
一方、休学する留学は私費留学などと呼ばれる、自分で留学先やプログラムを選ぶものです。
私費留学は、大学とは無関係な活動なので休学して行く必要があり、留学先での授業に対する単位が出ないのです。
しかし、大学によって「留学に行ったことに対する単位」が出るところがあります。
休学留学のメリット
休学して留学に行くことの大きなメリットはの2点です。
・安く留学に行ける
・自分の本当にしたい留学ができる
私費留学の方が
安く留学にいける
調査不足な方が多く、意外と知られていないのですが私費留学の方がほとんどの交換留学プログラムより安くいけます。
北米やヨーロッパ諸国、香港・上海・シンガポールなど、大学の交換プログラムの留学先は物価が高い先進国であることが多いです。
こういった地域は、まず滞在費用がアホみたいに高い。学生寮に入っても、東京で1人暮らしをするより高くつくなんてザラです。
また、アメリカや英国圏であれば大学の授業料が日本より高いなんてケースも多いです。
一方、私費留学の場合、フィリピンや台湾などの生活コストが比較的低い国を選ぶことができます。
インターンシップを兼ねた留学を選べば、留学費用ほぼ0でいける留学もあります。オーストラリアやフィリピンのコールセンタースタッフ兼留学が有名ですね。
また、授業料の安い語学学校を選べば、アメリカや英国圏に行っても交換留学より安くつきます。
休学留学は
やりたいことができる
休学留学の最大のメリットは、自分の本当にやりたいことができること。
大学の提携校という縛りがないので、自分の見たい景色ややりたいことを軸に留学や滞在先でのプランを練ることができます。
せっかく海外に出るなら、自分の本当にやりたいことをやってみてはどうでしょうか?
私費留学でも語学力は
向上できる
語学力の向上に、私費留学と交換留学の優劣はないと思います。
私費留学でもしっかり言語を使っていけば上達します。逆に、交換留学だからハンせるようになるということもありません。
なので、ここがポイント。「語学力の向上」が目的ならば、交換留学にこだわる必要はないです。
「アカデミックな勉強」や「提携校の講義を受けたい」が目的ならば、交換留学一択でしょう。
しかし、目的が別ならば休学して留学するというのも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?