
こんにちは、
TRUNK ROOMライターのヤマソウです。
現在大学生である僕らは、上の世代の人たちよりも少しだけラッキーだ。
何故なら、日本にいながらグローバルな感覚を身に付けることができた世代だからだ。
そんなイメージが湧くはずもない、日本と家計を支えるためにハゲるほど働いてる社会の先輩たちと、暇してるであろう地方の大学生に
「外国人と今の東京の学生生活」をお伝えしやす。
移民大国日本で過ごす
学生生活
日本は今や世界第4位の移民受入れ国出そうだ。そして、その多くは東京を中心とする首都圏に集まっている。
移民大国の中心で学生生活を送ると、バイト先・ゼミ・飲み屋のどこに行っても外国人の仲間がいる。
以下はそれぞれの体験談だ。
多国籍なバイト仲間
バイト先のホテルには、男女問わずフィリピン、中国、韓国、ネパール、ウズベキスタンとアジア各国の出身者がいる。
それは、インバウンドが盛んな今で、ホテルというバイト先だからだと思うかもしれない。
しかし、小銭を稼ぐために出勤したイベント設営の単発バイトにも海外国籍の方はいた。
日本でインターンをする
フランス人大学生
フランスでは、大学生の本格的なインターンシップが盛んだそうだ。
日本の採用目的のインターンとは違って、半年〜1年の長期間でOn The Job Trainingを経験する。
そんなインターンシップをするために日本に来たフランス人大学生と5人会った。
先に書いた日本のインターンシップの実態と矛盾するように聞こえるが、彼らを受け入れる企業はフランス系資本の日本支社だ。
理系のゼミを席巻する
ベトナム人留学生
これは理系の友人たちから聞いた話。
国立大学工学部の友人のゼミは、20人のうち4人がベトナム人だそうだ。
同じく国立大学建築学部、農学部の友人たちのゼミにもベトナム人留学生がいるとのこと。
ベトナムは理系教育が推進されているようで、SE人口が多いというのも納得がいく。私立文系の僕の学部のゼミでは、あまり留学生の姿を見ないが。
外国人と学生生活を
過ごして思うこと
書き連ねたように、僕たちの世代では留学に行かなくても、学生生活を外国人と共にする。
そんな彼らと働き、飲んで、思う。
「外見は異なっても、中身は同じだ。」
日本に来る人たちの多くは、日本の文化に憧れて、尊敬を持ってやって来る。だから、日本人に合わせたコミュニケーションをちゃんと心得ている。
外見は違うかもしれないが、話してみると日本人と変わらないという印象を自然と持っているのは僕らの世代の特権ではないだろうか。
僕は、この記事の中で「外国人」という表記を使った。
しかし、移民と外国人は違う。外国人は、外国籍を持つ人を指すが、移民は外国で生まれたけど日本国籍を持つ人を指す。
あえてこの表現を使ったのは、まだ定住者よりも留学や出稼ぎ労働者の方が多いという印象を僕が持っているからだ。
これから先の大学生が、彼らを「外国人」ではなく「移民」もしくは「日本人」と呼ぶようになった時、日本は本当の移民大国になっているだろう。
