
こんにちは。
TRUNK ROOMライターのマルちゃんです。
就活生なら誰もが通る道である自己分析。どれがいいやり方なのか、正直わからないですよね。
私が考える自己分析で一番大事なことは「抽象化」です。
これは、SHOWROOM社長 前田裕二さんも著書「メモの魔力」でもおっしゃっていることなのですが、実はこの「抽象化」、私が大学一年生の頃からインターン先で毎週意識しておこなってきたことだったんです。
そこで今回は、私も絶賛取り組み中の自己分析の仕方「抽象化」について話そうと思います。
そもそも抽象化とは?
Wikipediaによると、「抽象化とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は無視する方法である。」(Wikipediaより引用)と説明してあります。
しかし、正直あまり実感がわきません。
私は、抽象化を「具体的な事象の中から、他の事象にも応用できる要素をとりだすこと」だと考えます。
具体的な例で説明します。
もし自分が企画したイベントがうまく集客ができ、大成功に終わったとしましょう。このイベントが成功した理由を考えた時に、「イベントの内容が面白かったから」で片付けてしまったら今後に何も活きてきません。しかし、「イベントのターゲットをある一人に絞ったから」や「イベントの開催日程を多くの人が参加しやすい日曜日に設定した」というような要素を取り出すことができたとしたら、これらのことは今後の企画の際にも活きてくる情報だと思います。
私はこれを「物事を抽象化する」ことだと考えています。
私が行っていた抽象化
私は、インターン先で毎週「学び投稿」ということをしていました。
自分が「これは学びになったな」ということを抽象化し、その学びを他のインターン生が今後応用できるように発表するというものです。
毎週身の周りでの学びを考え、抽象化するという思考がクセになっていたため、今私は自己分析をスムーズに進めることができています。
抽象化を自己分析で使うには
自己分析では、「自分がこれまでどんなことをしてきたのか」という事と共に、「自分はどんな人間なのか」ということを見つけなければなりません。ここで先ほど説明した「抽象化」が活きてくるのです!
まず「自分がこれまで行ってきたこと」、「よくある自己分析の質問に対する答え」を並べます。それらの要素を先ほど説明したように抽象化することによって、「自分とはどんな人間なのか」、「自分はどんな考え方を軸に行動してきたのか」という本質が見えてくるはずです。
まとめ
いかがでしょうか?自分がこれまでに経験してきたことを振り返るというのはとてもいいことです。
しかしそれを抽象化せず、今後のアクションに活かさないということは非常にもったいないと私は思います。
自分自身を抽象化し、他の就活生よりもワンランク上の自己分析を進めましょう!