
こんにちは!学生ライターのアイリです。
近頃、副業やダブルワークなどのワードをよく耳にしますよね?現代社会には様々な働き方があることは皆さんもご存知かと思います。
では具体的に雇用形態によって年収や労働時間にどれほどの差ができるのか?を数値として明らかにしました。
正社員とは?
正社員とは
従業員のうち雇用契約上で特別の取り決めなく雇用された社員をさす。ただし、法律上の用語でないため、特別な定義があるわけではなく、一般的には雇用期間の定めがないこと、よって解雇が厳しく制限されていること、原則としてフルタイムで勤務し三六協定の範囲で残業も義務づけられていることなどがその特徴としてあげられる。
コトバンクより引用
法律上の用語ではないとのことで、意外にふわっとした定義だったのが個人的には驚きでした。笑
文中に出てくる36協定について知りたい方はこちらをチェック!
とっても大切な36協定の免罰的効果*残業代バンク
平均労働時間

日本の正社員の平均年間労働時間は
《2,000時間》ほど働いているとされています。
ドイツやフランスと比較するとおおよそ400時間ほど長いとのこと。
年間の労働時間を週休2日制で諸々の祝日を差し引いた日数(231日)で割ると1日当たり約8時間40分働いている計算に。
多いと感じるかどうかは個人の価値観もあると思いますが、お昼休みを1時間取るとしたら9時出社し、6時40分退勤と考えるとイメージがわきやすいのではないでしょうか?
各業種の平均労働時間を知りたい方はこちら!
こちらのサイトは正規・非正規一括して数値化しているのでご注意を。
平均労働時間の少ない業種は?
平均年収・生涯賃金
正社員の平均年収は
男性 | 女性平均 |
532.3万 | 359.3万477.7万 |
男性は532.3万円、女性が359.3万円
全体の平均年収は477.7万円
[2014年:民間給与実態調査結果より。平均は役員も含む]
生涯賃金は
男性 | 女性 | 平均 |
1億8152万 | 1億3448万 | 1億5800万 |
正社員男性の平均生涯賃金は1億8152万円。女性は1億3448万円、平均して1億5800万円という数字に。
となっております。
ちなみに千円以下は省略しています。
[2015年:賃金構造基本統計調査より。23歳から59歳までを加算算出]
非正社員とは?

非正社員とは
雇用者のうち正規雇用でない者。正社員以外の就業形態をとる者。一般に契約社員、嘱託社員、派遣労働者、パートタイム労働者、アルバイト、出向社員などを指す。雇用期間の有無や労働時間のほか賃金や福利厚生面などで、正社員との間に待遇の格差がある。
コトバンクより引用
平均労働時間
こちらはフリーターとして働いている人の年代別週平均労働時間比較です。
15〜19歳:33時間 年間1405時間
20〜24歳:35.7時間 年間1649時間
25〜29歳:37.6時間 年間1737時間
30〜34歳:38.2時間 年間1764時間
35〜39歳:39.3時間 年間1815時間
40〜44歳:38.4時間 年間1774時間
フリーターやダブルワークをメインとして働いている人たちは、ガツガツ働くタイプと個人差が大きいので一概には言えませんが参考にしてください。
正社員の平均労働時間に比べ、約200時間~400時間程差がありますね。特に10代、20代の平均労働時間が短いのは、自分のやりたいことのために働いている人が多いからです。
もっと詳しく知りたい人はこちら!
フリーターの平均労働時間
平均年収・生涯賃金
非正社員の平均年収は
男性 | 女性 | 平均 |
222.0万 | 147.5万 | 185.5万 |
男性は222.0万円、女性が147.5万円
全体の平均年収は308万円
[2014年:民間給与実態調査結果より。平均は役員も含む]
生涯賃金は
男性 | 女性 | 平均 |
1億275万 | 8020万 | 9147万 |
非社員男性の平均生涯賃金は1億275万円。女性は8020万円、平均して9147万円という数字に。
ここでは正社員と大きな差が出ました。生涯賃金が1億円台に乗れるか乗れないかの瀬戸際です。
労働時間が単純に正社員の平均よりも短いことが、収入にも反映されています。
ちなみにこちらも千円以下は省略しています。
[2015年:賃金構造基本統計調査より。23歳から59歳までを加算算出]
働き方を選ぶ
今回、両社を比較してみて感じたことは、なんの為に働くかを自身がきちんと決めることの重要性です。私の知人でダブルワークを行って生計を立てている人は、「やりたいことがあるから、今はこの働き方がいい。」と言っていました。逆に「家庭があって安定した収入や、保証が効くから正社員として働いている。」という方もいると思います。
【やりたいことが見つからない】と、悩んでいる人は、自分がどのように生きたいのか?一人暮らしをするのにしても、月々いくら必要なのか?といった具体的な生活像を持って、仕事や働き方を決めるというのも一つの選択肢なのではないでしょうか?様々な視点で、仕事や自身の生き方について考えてみるのも楽しいですね。