"クリエイティブ"には技術と知識が必要
マーケターの室屋とデザイナーの岡崎がタブルタッグでクリエイティブなプランニングについて指導しました。
「コーディングも戦略もできて当たり前。いろいろな職種の垣根がなくなりつつある中、誰もがクリエイティブな仕事ができるようにならなければならない」と、いま求められる「クリエイティブ」について実践的なお話しをして、最後にはワークショップに挑戦しました。

UX(ユーザー体験)を作ろう
事例として挙げたのは「コカ・コーラ」。100年以上も世界中で愛されるこのドリンクは、ほかの飲み物と何が違うのでしょう?
コカ・コーラのすごいところは「ただの飲み物」の域に収まらないところです。
最近のキャンペーンを思い出してみましょう。人の名前が書かれたネームボトル、真っ赤でスリムなデザインボトル、SMAP中居くんがCMに出ているゼロチャレンジ、ビーチなどで限定販売された氷でできたリサイクルボトルなど、枚挙にいとまがありません。
何が言いたいのかというと、コカ・コーラは飲み物を売っているのではなく、「体験」を売っているのです。コーラを買うと楽しい、クール、写真に撮りたくなる、そんな「体験」を作ることが大切になってきているのです。

また、クリエイティブの成果が数字で測られる時代になりました。室屋からはデジタルマーケティングにおけるUXについてお話し、UXデザイナーの岡崎にバトンタッチしました。
ユーザーの時間軸から考えるUXデザイン
UXデザインの実践論として、時間軸からUXを考える方法を紹介しました。
「ユーザーの気持ちになって考えよう」というUXの基本的な考え方をフレームワークに落とし込んでいくと、よりスムーズにUXデザインができるようになります。
実際のデザイン現場におけるシナリオやKPIの考え方などについても紹介し、カスタマージャーニーマップなどを見ました。こうしたモデルや方法論を使いながら、どんどん新しいことに挑戦し工夫し続けるのがUXデザイナーです。

最後に、UX開発の究極系として近年注目をあびている「グロースハック」という考え方を紹介。どのようにデザインをマーケティングに繋げるのかを紹介しました。
EFO(エントリーフォーム最適化)に挑戦しよう
ワークショップとして、Trunkをより良くする方法について考え、発表しました。お題は「EFO(エントリーフォーム最適化)」。どうすればもっとコンバージョンが増えるか、どうすれば最初に良いユーザー体験を作ることができるかがテーマです。

もちろん、Trunkメンバーも即興でプランニングに挑戦。プロの意地を見せました。しかし参加学生の意見も非常に鋭く、私たち社会人にとっても参考になるものでした。
「キービジュアルはイケメンではなく、女の子にすべき」というのは盲点でした…。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
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